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超音波検査士を目差す方へ [医学関連]

 こちらの記事によくコメントを戴くので再掲載です。

 超音波検査士を目差す方で、書類にサインをもらう超音波専門医の知り合いがいない方は、私でよければサインさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

 kekimura99@gmail.comまでメールください。ただし、迷惑メールに分類される場合もあるので、二日経過しても返事がない場合、コメントに書いてくだされば連絡させて頂きます。連絡先のメールアドレスの記入をお願いできたらと思います。私が承認しなければ、このブログのコメント欄にアップされることはないので、メールアドレスが公開される心配もありません。

 さて、たまには超音波の話題を。

 見学に来られる学生さんに質問するとほぼ100%答えられない問題があります。私は学生の時に習ったのですが、何で知らないんだろう?と思います。

 その質問はこれです。

興味のある方はこちらをご覧ください。


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MRI撮像時にはヒートテックなどは脱いでもらいましょう [医学関連]

 全然知らなかったので記事にします。MRIを行うと、色々な理由でやけどすることがあります。

 その一つにヒートテックなどの機能性肌着と言うようなものの着用があります。MRIを行う場合には検査着に着替えていただきますが、そう言う理由があったのですね。

 こちらのサイトを是非ご覧ください。

 それからループの形成と言って、両足首がくっついていたりすると、そこでやけどすることがあるのですね。全く知りませんでした。MRIを撮像する診療放射線技師さんは大変ですね。

 今回も手抜きで済みません。


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セルシンは単独投与でなければならないのか? [医学関連]

 先日研修医の先生に鎮静剤についてのミニレクチャーをさせていただきました。私は鎮静にセルシンを使うのが好きなので、セルシンを紹介しましたが、持続静注では使わない方が良いと言う記載を発見し、自分の診療を変えることになりました。

「末梢静脈から投与するとしばしば局所の疼痛や静脈炎を起こす、作用時間が長く調節性が悪い、長期間の連用で覚醒遅延を生じる、など問題も多いため緊急時のボーラス投与のみに使用することを推奨する(推奨度B)」(人工呼吸中の鎮静のためのガイドライン)とのことです。

 そこで、研修医の先生から質問がありました。「セルシンは白濁するということですが、白濁した者を体内に入れたらどうなるんですか?」と。
 鋭すぎます。全く分かりません。調べておきますとしか言えませんでした。

 色々調べてみると、セルシンは水に溶けにくいためアルコールに溶かしてあるそうです。水と混ざるとアルコールと水が仲良しなので、セルシンの結晶が析出して白濁するんだそうです。よって、薬の効きが悪くなると言う事だそうです。こちらのサイトをご覧ください。

実際はどうなのでしょうか?


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心房細動はafかAfかAFか? [研修医教育]

 結論を先に書きます。心房細動はAFと書きましょう。

 私は心房細動をAfと書いていました。いつどうやって習ったのか記憶にありませんが、AFは心房粗動のことで、Afは心房細動だと記憶していました。そう言う記載もいくつか見ていましたので、そう思っていました。

 ところが、ある看護師さんから、心房細動はAFと書くのが正しいのではないかと質問されました。確かに、その看護師さんが持っていた本には、心房細動はAF、心房粗動はAFLと略されていました。コンパクトな本でしたので、済みません、その本が間違っているのでは?と言ってしまいました。

 しかし、調べてみると、その本が正しかったです。日本循環器学会の用語集で心房細動と検索すると、「Atrial fibrillation(AF)」と書かれています。UpToDateで心房細動を検索すると、やはりAFと略されています。いつからそうなったのか分かりませんが、口でAFとAfが区別できないからだと言う噂です。

 是非心房細動はAF、心房粗動はAFLと記載するようにしましょう。そして、出来れば略語や英語は避けた方が良いので、心房細動、心房粗動と表現したいですね。どうしても略したい場合には、最初に心房細動(以下AF)と書きたいですね、論文のように。

しかし、これで不幸なことが怒っています。


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造影CT前に絶食は必要か? [医学関連]

 造影CTという検査があります。CTを撮る時に、造影剤というCTで白く写る薬を注射したり飲んだりして、CTをより分かりやすくする検査です。

 簡単に言えば、私服のアイドルを町で見かけて、何とか組の誰々ちゃんだ!と判断するのが造影をしないCT(単純CTという言い方は好きではありません)です。アイドルのブログやツイッターを毎日チェックしているような専門家でないと診断はなかなか難しいですよね。
 しかし、造影を行うと、衣装を着たアイドルのような感じです。詳しくない人でも、あれはAKBっぽいなとか分かりますよね。そして、AKBに詳しい人に相談すれば、チームAの何とかさんで出身地はどこで、好きな食べ物は何だと言う事が分かります(^^)。

 非常に便利な造影剤ですが、これを行う場合、事前に絶食が必要だというのです。造影剤を入れた時に気分が悪くなって吐いてしまったら危ないというのです。

 しかし、現在はかえって絶食にしている方が副作用が多いと言う事になっていて、絶食はよくないとされています。ただ、胆嚢を詳しく見たい場合には、食べてしまうと胆嚢が収縮してしまいますので絶食が必要です(が、胆嚢はCTよりもエコーの方がよく分かります)。腎障害患者におけるヨード造影剤使用に関するガイドライン2012では「生理食塩水のような等張性の輸液をCIN(造影剤腎症の略)の予防のために行うことは有益であると判断されるため、これを推奨する。」とありますので、絶食にする場合には点滴を行いましょう。

 ちなみに、私は絶食は不要で、全員に点滴を行うことにしています。検査は可能ならば昼前にすれば朝食も食べられます。

 こちらのホームページの先生も同じような意見です。

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心肺停止の原因の覚え方(更新) [CPRの基礎]

 こちらの記事の更新です。

 心肺停止の原因を突き止めることが要求されます。2015年のACLSテキストにもHとTは載っています。以前数が少し減った記憶がありますが、5つずつ10個あります。以前覚えた覚え方が完成しましたので紹介します(^^)。

A アシドーシス
K 薬、薬物中毒
B Bleeding、循環血液量減少

S 酸素、低酸素
K 緊張性気胸
E embolism、肺塞栓、心筋梗塞
 
H hypothermia、低体温
K 高、低カリウム血症
T Tamponade、心タンポナーデ

 NMB、NGT、STUが入っていないので心苦しいですが、考えつきませんでした[わーい(嬉しい顔)]


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今日は平和だと良いねと言っても良いです。 [研修医教育]

 病院あるあるに以下のような物があります。

「今日は平和だね。」と言うと、直ぐに救急車がたくさん来る様になる。
「最近緊急手術がないね。」というと緊急手術の連絡がある。
暇だなあと思ってカップ麺にお湯を注ぐと緊急の電話が入る。

 これどこに言ってもあるので、やはりエビデンスがあるのではないかと思ったことはありますが、きちんと調べようなんて思ったことはありませんでした。
 しかし、世の中には立派な人がいるもので、それについてきちんと調べた研究を見つけました。

 こちらの論文を是非お読みください。

 結論として、「今日は平和でありますように!」などと言うと、転送患者さんが増えただけだったのですが、差は非常に少なく、上司の方は、部下を励ます目的で「今日は平和でありますように!」と言っても良いと言うことでした(^^)。

 今日も頑張って患者さんのために闘っている方々へ。「平和でありますように!」

 そして「フォースと共にあれ!」


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初期輸液は晶質液にしましょう [研修医教育]

 私が学生の時(平成が始まった頃です)、講義で名物教授が言っていました。

「5分で死ぬよ。5%の500」

 脳外科の教授でしたので、脳出血の時に、脳血液関門がやられているような状態なので、低張輸液を入れると脳浮腫が来て死んでしまうから、絶対に使ってはいけないというお話しでした。

 当時4年生の私は、患者さんが来た時に、どんな点滴を使うのかも知らなかったので、そうか、ブドウ糖は使ってはいけないんだなと強く思った記憶があります。

 が、実際に医師になって、救急外来はもちろん、5%ブドウ糖を使うことはそんなにないです。救急外来では乳酸リンゲル液ばかり使っています。しかし、透析患者さんだからソリタT4号とかやっているといつか患者さんを殺すかも知れないと再認識しておきたいですね。

 以下はUpToDateからの引用です。"Spontaneous intracerebral hemorrhage: Treatment and prognosis"と言う文献にあります。

 Normal saline initially should be used for maintenance and replacement fluids; hypotonic fluids are contraindicated as they may exacerbate cerebral edema and intracranial pressure.

 維持輸液や補充輸液(脳出血患者において)は、まず生理食塩水を使うべきである。低張輸液は禁忌である。なぜなら脳浮腫や脳圧亢進を悪化させる可能性があるからである。

 英語の文献には生理食塩水とあることが多いのですが、値段がだいぶ違うようなので、乳酸リンゲル液は出てきません。が、日本では10円ぐらいしか値段が違いませんから、どちらでも大丈夫です、、、、、、、、、たぶん。


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第一印象を鍛えましょう [研修医教育]

 救急の分野にはACLSとかPEARSとか、英語の略語の勉強会がたくさんあります。全部受けて勉強したいところですが、なかなかお金も時間もありません。極論を言ってしまいますが、基本は全て同じです。どれか一つ受ければ、後は自分で勉強すれば何とかなるはず、、、、、、、です(が、時間を作って受講しましょう!)。

 その中で教えてもらえることの一つは、第一印象と言われるようなものです。初期評価とかPATとか、色々な言い方になっていますが、パッと見た瞬間、あるいは数秒で判断するものです。

 例えば、合コンに例えるとよく分かるでしょう。自分が後で会場入りしたとして、先に座っている女性が5人いたとします。一番左の人から詳細にチェックしませんよね。全員をさっと見て、おっ!右から二番目の子可愛いなとか、真ん中の子はタイプじゃないなって簡単に判断しますよね。その後お話しして、詳細に判断します。最初の判断とは違って、タイプじゃないと思ったけど、いや逆にいいじゃん!と思うことだってあります。

 可愛いとかタイプとかってどうやって判断するんでしょう??

 救急医療の勉強会も同じです。パッと患者さんを診ると言っても何を見るんでしょうか?そこを勉強するのが大切です。

 私が研修医の時、受け持たせていただいたある肺炎の患者さんは、入院した日に亡くなってしまいました。一緒についてくれた指導医の先生は、患者さんの顔を見るなり、「この人はヤバいよ、今日死んじゃうかも」と言っていました。私はぽかーんと口を開けてみているだけでした。きっと、今その日にタイムスリップできたら、私もヤバいと思えるはずです。何を見るべきか?学んだからだと思います。

 講習会によって違いますが、ABCDの順で診ていくことになるでしょう。

 声をかけて反応を見ることで、AとDが分かります。呼吸の状態をみることでB、脈を触れながら声をかけることでCが分かります。顔色を見たり、表情を見たり、患者さんの服装や着いてきた家族を見れば、この人の社会的地位みたいな物も分かります。

 そんな感じで何を見るべきか、少しずつ進歩していけば良いと思います。

 ちなみに、私はその一つの方法として、患者さんに「舌を出してください」と言うようにしています。大学の授業で習ったことです。舌を出せたら以下のことが一度に確認できます。たぶんですが、AとDはクリア!と言えるでしょう(あくまで初期評価として)。

(1)指南力が良好である。
(2)気道確保が自分で出来る。
(3)脳は大きく損傷されていない。

解説します。


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女性の救急外来について勉強しましょう [興味ある本]

 今日は本の紹介です。女性のER型救急のための本ですが、コンサルトの仕方、研修の心構え、その他色々女性の患者さんを診る時、産婦人科研修中以外にも役立つこと満載です。

 24歳の女性が下腹部痛を訴えていますと言われて、苦手意識を持つ医師は多いです。場合によっては、それは診られないと言って受け入れを断ってしまう場合もあります。しかし、そんなんでいいのか?と辛い毎日を送っている先生を救ってくれる本です。

 女性の1割弱は妊娠に気付いていないとか、月経にまつわる苦痛がある人には産婦人科医でなくても治療に関わりましょうとか、救急外来に来た時こそ、直接関係ない健康問題について解決するきっかけを持ちましょうとか、非常に勉強になります。災害時の事も書いてあり、幅広くてビックリです。絶対に産婦人科には行かないし、女性は診ない!と心に決めている初期研修医(そんな人はいるのか?)は必読の本だと思います。

 研修医の先生はもちろん、指導医の先生、それから看護師さんや救急救命士さんにも役立つ内容です。超お勧めです!!

 また、4400円と少し高いです(医学書はこんな感じなのですが)が、患者さんや今は何も問題ない女性の方は、読んでいただけば、産婦人科に行きやすくなるかも知れません。こういった事を気をつけるべきだというメッセージ(この本では産婦人科や女性の医療に詳しくない医師へのメッセージですが)は患者さんにもちゃんと受け取りやすく書かれています。


女性の救急外来 ただいま診断中!

女性の救急外来 ただいま診断中!

  • 作者: 柴田 綾子
  • 出版社/メーカー: 中外医学社
  • 発売日: 2017/05/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




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