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解熱剤は注意して使いましょう [医学関連]

 患者さんが熱を出すと、看護師さんから熱を下げて下さいと言われる事が多いです。何故熱は下げなければならないのでしょうか??知っている看護師さんはほとんどいません(何故なら下げる必要はないからです(^.^))が、下げないと嫌われてしまいます。私はすぐ嫌われる方です。

 今回はこの事について考えてみましょう。

 まず、マッシー池田というケアネットのDVDに出てくる有名な神経内科の先生のホームページから。

「解熱剤見直しの提案:解熱目的のボルタレン,インダシンの使用を中止し,アセトアミノフェンの座薬に切り替えましょう.また,百害あって一理無しのスルピリン(商品名メチロン)の注射は全廃にしましょう.
 なぜなら,ショックをはじめとする非ステロイド系消炎剤の重篤な副作用を考えると,強力な鎮痛効果を期待する場合は別として,単に解熱の目的で使用するのは,利益が少ない割にはあまりにも危険が大きいからです.ロシアンルーレットにも似ています.
 ショック,消化性潰瘍,急性間質性腎炎,喘息といった非ステロイド系消炎剤の副作用はよく知られています.副作用の確率が特別に高いわけではありませんが,非ステロイド系消炎剤は使われる頻度が高いだけに,診療上無視できません.とくに,”たかが風邪薬”で重症となってしまうことが大きな問題なのです.
 例えば,喘息の既往がある患者の感冒に対して,非ステロイド系消炎剤を安易に投与して喘息を重症化させれば,裁判で必ず負ける時代になっています.(医療過誤事件症例報告集第二集 pp25-26,同第三集 pp15-16,pp32-33,同第四集pp34-35)そんな時代に,敢えて解熱だけのために危険を冒す必要性は全くないのです.また,インフルエンザの際に解熱剤として非ステロイド系消炎剤を使うと,アセトアミノフェンを使った場合に比べて,脳炎,脳症による死亡率が高くなる可能性が示唆されています.
 メチロン(スルピリン)の注射に至っては論外です.スルピリンは,1965年に死亡事故が多発し(死亡者は計38人),大きな社会問題になったアンプル入りの風邪薬の主成分なのです.
 すでに当時の中央薬事審議会は、「アンプル剤は錠剤、粉末に比べて吸収速度が極めて早いため血中濃度が急速に高値に達しその毒性の発現が著しく強い」と説明しています。アンプル剤よりも更に血中濃度が急速に上がる注射が,アンプル入りの風邪薬事件以後35年もたった今,なぜ一部の病院内で行われているのでしょう?
 厚生省が認可している薬だから使ってもいいという論理は,医師自らが効果と危険性を判断して処方するという基本的態度の放棄するものです.その厚生省は,医薬品副作用情報No.33, No.121と繰り返しスルピリン注射薬の危険性について警告しています.この警告を無視してもなおメチロンの筋注を行う医師を,厚生省は決して守ってはくれないでしょう.また,メディアでも解熱剤の注射によるショック死が取り上げられています.
 事故が起こらないうちに,解熱目的のボルタレン,インダシン座薬とメチロンの注射はやめることを提案します.少なくとも,メチロンの注射薬は,誰も使えないように,薬局から引き上げてしまう必要があります.一方で,熱に対する看護婦の教育も必要です.上にあるようなインターネットの ページも利用して,単なる解熱剤としての非ステロイド系消炎剤の使用は直ちに止めるよう,あなたの病院でも啓蒙を始めて下さい.」

 僕の考えでは、解熱剤なんていらんぜ!(ある方の口癖です)

 現在文献を調査中ですが、色々な実験で解熱剤の有用性は低い事が証明されています。例えば、解熱剤を投与された群ではかえって治るまでの期間が長くなったとか、腹膜炎では死亡率が高かったとか報告されています。

 理由として、
・熱が高くなった事だけで死んだり重篤になった人はいない。必ず他に何かあるはずです。
・熱が高くなる事は、例えば細菌には住みにくい環境になる訳なので、それだけでも感染症は治りやすいです。白血球などの働きが強くなると言う説もあります。
・熱が下がると血圧などが下がって悪さをするのではないでしょうか?

 他には、症状の改善には有意差がなかったが、ウイルスをまき散らす量が多くなったと言う報告や、心臓病の患者さんで冠動脈を狭くすると言う報告もあります。

 私は研修医の時に、解熱剤は熱を下げるために使うのではなく、患者さんの症状(熱が出る事によって体がだるいとか)をとるために使うのであると習いましたので、解熱剤はあまり使いませんし、注射剤を使った事は数回しかありません。どうしても打ってくれという患者さんに言い負かされて使ったぐらいです。

 ちなみに、いけないと言われている事は絶対やっていけない訳ではありません。いけないと知っていればやっても構いません(それでも必要なんですから)。それでも必要なんだと言う理由が必要であると言う訳です。

 私と同じ考え(と言っても私が普通の考えを紹介しているだけなのですが)の方もおられます。こちらをご覧下さい。

 先生!患者さんが熱が出ていますので解熱剤をお願いします!と言われた場合には、解熱剤を出さないようにしましょう(あるいは仕方なければ出しましょう)。解熱剤なんていらない!と言うだけでは不親切なので、患者さんを診に行き、大丈夫だと説明し、何故解熱剤が不要なのか教えてあげましょう。

 「僕と君との恋にも解熱剤は不要だよ、、、」なんて言ったらよけい嫌われるでしょうかね(^.^)。


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へびぱく

僕は、注射しましょうかと訊ねて、
「お願いします」と、期待に満ちた顔つきを見せる注射信仰がある患者さんには、打ってあげます。
注射の痛みが、病院に来た満足感を高めているようで、いいんじゃあないかと思っていますが、、、
by へびぱく (2009-01-05 09:44) 

Kim

へぴぱくさん、コメントありがとうございます。

危険性を分かった上でやるのは否定しません。が、個人的にはそういう方には生理食塩水や蒸留水が良いと思います。


by Kim (2009-01-05 10:47) 

内科医

解熱剤には 病気そのものを治す力はもちろんないのですが
先生もおっしゃられるように
「薬が効いてる間に食事が取れる」
「薬が効いてる間に休息がとれる」
「仕事が休めないときに緊急避難的に」という意味では
とても重要だと思います。

老人には量や解熱剤の種類を調節します。
血圧の関係で・・・

病院に来る人は解熱剤(や抗生剤)を求めてくるので
頓服で処方してます。
そもそも処方しなかったら他の病院や日を変えて
患者さんは来て、結局は手に入れるので・・・

by 内科医 (2009-01-05 12:39) 

youtyan

そういえば、あたしも解熱剤はあまり使いません。上がるところまで上がってしまえば、下がるだけですから・・・。
でも、あたしの場合、42度とか出てしまうので、お医者様から「脳に異変が起きる可能性があります」って言われてしまいます。
by youtyan (2009-01-05 12:40) 

Kim

内科医さん、コメントありがとうございます。

確かに結局患者さんは手に入れると言うのは重要ですね。私は訴訟が怖いので、、、、私が薬を出したために重大な事になるのは嫌なので出しません。

出す先生がおられる事は否定するものではありません。この記事の題名も「注意して使いましょう」ですから、、、


by Kim (2009-01-05 13:17) 

Kim

youtyanさん、コメントありがとうございます。

発熱はコントロールされたものなので、発熱のみで脳がおかしくなる事はありません。熱中症とか悪性高熱などは管理された熱の上昇ではないので、、、、、

熱が下がれば楽になるのであれば少量使う事は否定しません。


by Kim (2009-01-05 13:19) 

shiraisi

こんばんは。

普段からモービックやロルフェナミンと言った解熱鎮痛剤を出されているにも関わらず、内科に行ってカロナールが出されます。
熱を安易に下げるべきではないと、昔言われた事もありますが場合によりきりですよね?
確かに、熱が下がったらラクではあるんですけど、熱を下げたが故に、治るのまでに時間が掛かるのは嫌ですね。
by shiraisi (2009-01-05 23:43) 

Kim

shiraisiさん、コメントありがとうございます。

もちろん場合によりけりですが、何でも熱を下げればいいんだと思う人が多いので、、、、

しかし、私は熱を下げない派です。みなさん、私が当番の時にかからないようにして下さいね。


by Kim (2009-01-06 00:04) 

TOMOちゃんズ

一人でツボにはまって笑っています.
解熱剤もそうですが、抗生剤の使用も
いろいろと問題があるところですね.
私はそういうとき、循環器で内科の専門のことは
よくわからないので...といいわけしています.
基本的には、あまり薬を使わないようには心がけています.
by TOMOちゃんズ (2009-01-06 10:44) 

Kim

TOMOちゃんズさん、コメント&nice!ありがとうございます。

笑いの話題を提供できて何よりです(^.^)。

解熱剤に続き抗生剤の事も記事にする予定なので、、、、TOMOちゃんズさんが笑えるネタを考えます。


by Kim (2009-01-06 11:07) 

CONSENSUS

先生 以前話題にしていたメチロンの注射についてお伺いしたいのですが… 
 私の姉が高熱(肺炎、肝機能障害、尿路感染症)で入院し、3日ほど熱が下がらず、メチロンを注射したのが4日目、翌日もメチロンを注射し、日が変わって朝方に死亡状態で発見されました。

メチロンとの因果関係がある可能性はございますでしょうか?
by CONSENSUS (2013-05-14 15:14) 

Kim

CONSENSUSさん、コメントありがとうございます。

それは大変残念でしたね、、、、さぞお辛いでしょう。

お話を伺った範囲では、解熱剤を使わなくても危ない状態です。肺炎に肝機能障害となれば、それだけで死亡率はかなり高いと思われます。

熱を下げる必要がどうしてもあったので下げたのでしょう。メチロンの可能性は否定できませんが、メチロンを毎日打たなければならないほどの高熱が出る病状であったとも考えられます。

因果関係がある可能性はもちろんありますが、それを証明することは難しいでしょう。

by Kim (2013-05-14 15:49) 

CONSENSUS

大変お忙しい中、ご回答ありがとうございます。

姉は37歳で産後5カ月でお盆を利用し実家に帰省中に風邪をこじらせて肺炎となり、実家の近くに入院しました。
 他の病院から紹介状をもらい、最初は個室にて入院治療を受け、症状が落ち着いた(熱は38~9度を維持)との理由から6人部屋(当時姉を含め2名入室)に移った日の朝方に心肺停止で発見されました。
 個室のときは看護記録に深夜ラウンド(03:00)の状況や検温実施等の記載が詳しくあるのにも関わらず、死亡当日の深夜ラウンドの記載は見るからに後で追記しています。 (内容も6:00CPAにて発見との記載の後に書かれており、簡単な会話にみで前日までは毎回実施していた体温・脈拍・spo2、(発熱持続)も実施していません)
 当日は8/10のお盆休み中もあり、本当にラウンドしていたか怪しいと思っています。
 8/9はGOT59,GPT118,LDH319ですが
 8/11(死亡)はGOT3500,GPT3200,LDH11300でした。
専門家として上記数値から何か予測できる情報はございませんでしょうか?
                             
  
by CONSENSUS (2013-05-14 16:52) 

Kim

CONSENSUSさん、コメントありがとうございます。

細かいところは、ここでは議論できないと思いますので簡単に、、、

まずお盆だから患者さんをラウンドしないと言うことはないです。看護師さんはいつでもきちんと仕事をしています。さぼる人はいないと信じています。

記載を後から行うのは普通のことです。メモに書いておいて、勤務が終わってから書く(夜勤の人なら9時過ぎ)と言うのは忙しい病院であれば普通のことです。本当は9時に全部終了するべきですが、なかなか難しいです、、、、、

それからバイタルサインは落ち着いて個室から出たのであれば、夜中は行わないかも知れません。それも普通のことです。落ち着いているのに夜中に起こされる(血圧など測ろうとすれば起きますよね)のは苦痛ですよね。

肝機能障害は8月10日のデータがないので分かりませんが、心肺停止したための二次的なものかも知れません。


by Kim (2013-05-15 22:40) 

CONSENSUS

ご教示ありがとうございます。

深夜ラウンド時の記録は

本人開眼しており体調問うと「大丈夫です」との返答

との記載でした。
ずっと解熱剤が効かず、当日もメチロン投与後解熱しないままの就寝でした。
入院以来深夜ラウンド時は必ず体温、脈拍、SPO2の測定を実施しておりますが、死亡当日は深夜に姉は起きていたと記録されていますが、同測定は実施されてません。
なぜ、薬等でも解熱しないまま就寝したにも関わらず、何故検温しなかったのか疑問です。
前日の本人記載の食事摂取量はトータル50パーセント(入院以来最低)と、高熱も持続しているのに。

死亡当日の看護記録には朝食摂取の欄にチェックが入っていました…(記録上食べた事になっている)
病院はもちろん姉を救うために力を尽くしてくれたものと信じたいですが、どうしても腑に落ちないのです。

既往症無しの37歳が高熱続きで死にました。
では、何故高熱が続いたのでしょうか?
肺炎は回復に向かっていた(だから個室を出た)
ではなぜ?同時に指摘のあった肝機能障害・尿路感染でしょうか?
総合病院ではありましたが、呼吸器科に入院したことで肺炎治療にのみ集中した結果でしょうか?
死因は特定は解剖しかないと言われました(当時は気が動転しており断りました)
病院からは夜間に急変したのだと思う旨以外には、特に説明も無かったので何故熱が下がらなかったのか問うも、
「説明会が必要なら前もって申請してください。有料ですが。」
との事でした。

死亡後の血液検査は実施されています。その数値から、ある程度の死因や死亡推定時刻等の予測を立てる事はかのうでしょうか?
専門外と承知の上でご迷惑と存じますが、どんな些細な情報でもかまいません。何か知恵を貸して頂けないでしょうか。
by CONSENSUS (2013-05-17 15:35) 

Kim

CONSECSUSさん、コメントありがとうございます。

大変残念ですが、亡くなった後の採血ではほとんど何も分からないと言って良いでしょう。分かるのは少しのみです。

また状態については、このようなブログなどでは分かりません。個室(ナースステーションの隣の部屋でしょうか?)から出たと言うことは、状態が安定してきたと判断したからで、熱そのものでは何とも言えません。熱は熱を出す元気があると判断する場合もあります。治療に伴って逆に熱が出ることもあります。

有料だというのが信じられませんが、病院から納得いく説明を受けられるのが良いと思います。

例えが悪いかも知れませんが、イチローが昔セオリーとは違うプレーをしたそうです。試合後に記者が質問したら、引退したら話すと言ったらしいです。要するに素人に話しても仕方ないと判断したのでは?と言うことです。病院の場合には、きちんと説明する義務がありますので、申し出れば話してもらえるはずです。
どうしても一般の方と医師との間では知識が違いすぎて、ちゃんと話し合わないと理解することは難しいでしょう。

例えば、貧血と医療従事者が言えば、血液検査でHbなどが低いことを言いますが、一般の方は失神の事だったりします。

あと若い人が急に死亡することはまれではあるでしょうが、あります。37歳であれば十分心筋梗塞やくも膜下出血を起こす年齢です。私の印象でしかありませんが、お姉様が亡くなった原因が分かる可能性は非常に低いでしょう。


by Kim (2013-05-17 16:52) 

CONSECSUS

お返事ありがとうございます。
 解剖を断った時点で、死因の特定に関しては諦めていたはずでしたが、今頃になって疑問点が湧き出てきてしまって…
 以前、捜査機関に所属していた経験上、身内が司法解剖されて内臓がバラバラになっていくのが耐えられないとの思いもありまして。
 先生のおっしゃる通り、医療分野に限らず素人感覚で考えだすと大変な事になりますね。
 現在相談中の弁護士に一任する事にします。
 
 ぶしつけな質問にも関わらず丁寧に対応して頂き、ありがとうございました。
 姉が入院した病院も先生の様に対応していただけていれば、妙な不信感は発生せず、姉の冥福を祈ることに専念できたかもしれません。
 本当にありがとうございました。

by CONSECSUS (2013-05-21 09:18) 

Kim

CONSECSUSさん、コメントありがとうございます。

そうだったんですね、、、、、弁護士さんと相談されているのでしたら、それが一番だと思います。

現場は色々ですので、もし私が担当させて頂いていたら、もっと嫌な気持ちにさせてしまったかも知れません。出来るだけ良い方向に向かうよう祈っています。

by Kim (2013-05-21 16:03) 

昔の記事で申し訳ありませんが

>患者さんが熱を出すと、看護師さんから熱を下げて下さいと言われる事が多いです。何故熱は下げなければならないのでしょうか??
>知っている看護師さんはほとんどいません(何故なら下げる必要はないからです(^.^))が、下げないと嫌われてしまいます。私はすぐ嫌われる方です。

看護師の間でも10年以上前から知られている事ですよ。
どんなレベルの病院にお勤めなんですか?
by 昔の記事で申し訳ありませんが (2014-06-03 17:43) 

Kim

昔の記事で申し訳ありませんがさん、コメントありがとうございます。

例レベルの病院ばかりに勤めているようで、申し訳ありません。

何故マッシー池田先生が、記事に引用させて頂いたような事を書かれているのでしょうか。是非ご教授頂ければ幸いです。

by Kim (2014-06-03 19:12) 

Kim

こちらのスライドを見ると集中治療室のデータではありますが、解熱は結構やられていますよ。

http://www.jsicm.org/pdf/FACE2.pdf
by Kim (2014-06-03 19:20) 

ゆう

数年まえですが、おばあちゃんが、解熱剤のでショックを起こしました。私は看護師でそれを聞いたときはビックリしました。なぜなら今、熱を下げる注射があるのかと!看護師が患者さんが熱が高い場合、医師に報告し、指示をもらう義務があります。何かあった時に看護師に責任がくるのを防ぐためにもなにか指示を!といったときがあるので、解熱剤使わなくていい時はなぜ使わなくてもいいのかさえ言えば記録に残すので、嫌われませんよ(笑)本当に使用しなくてよいのであれば、クーリングの指示でもちゃんとした指示です(^^)なにがいいたいかは、私も解熱剤の注射は反対ということです!
by ゆう (2014-07-01 09:57) 

Kim

ゆうさん、コメントありがとうございます。そうだったんですね。

色々な細かいことで看護師さんのレベルは違いますので、色々です。クーリングも否定的な意見もありますしね。

どちらにしても、解熱剤の注射は必要ないと私は思います。解熱剤を投与するならアセトアミノフェンかボルタレンの少量ですね。

by Kim (2014-07-01 10:20) 

みゆぅ

はじめまして、、、スルピリンについて調べてましたら先生のブログを拝見させていただきました。とても勉強になるので今後も拝見させていただきます。
質問なのですが、スルピリンの使用を職場でしております。使用方法なのですが、生食100にスルピリン1Aを混注して点滴です。この使用方法はショックの確率は少ないのでしょうか?
無知ですみません。ご教授お願いします。
by みゆぅ (2015-01-10 12:52) 

Kim

みゆぅさん、コメントありがとうございます!

その使用法がショックが少ないかどうかについては分かりません。調べてみますが、スルピリンはピリン系ですよね。あえてそれを点滴で行う意義が分かりません。

ロピオンはダメなのでしょうか?どちらにしても痛み止めでショックが発生し得るということは忘れないようにしたいですよね。

by Kim (2015-01-11 14:35) 

みゆぅ

お返事ありがとうございます。
早いお返事をいただいてうれしいです。
スルピリンの指示はよく37.5℃以上の発熱時で使用されます。用法として記載されているのに点滴静注使用は記載されてないので、もしなにかあった際には自分自身の責任になるのではと心配になってます。
ロピオンは当院には置いてなく、置く予定もないようです。なぜ使用するのか説明を医師からしっかりしていただいたらいいのですがそれも不可能なようです。この職場で働き続けてよいか悩んでます。添付文書にない使用方法を施行するのは医師の指示であれば大丈夫なのでしょうか?
by みゆぅ (2015-01-11 21:27) 

Kim

みゆぅさん、コメントありがとうございます。

発熱時の指示なんですね。これは個人的な意見ですが、発熱時はアセトアミノフェン(商品名は例えばカロナール、アンヒバなど)以外は使ってはいけないというのが常識になりつつあると思います。ロピオンもダメでしょう(疼痛に対して使うのだと思っていました)。リンク先のマッシー池田先生も、スルピリンは廃止と言われています。

それから、37.5度の発熱を下げる意義は全くないと思います。

また決められた使い方でなくても、医師は指示することが可能です。が、みゆぅさんの病院の先生は分かっていないのではないかと予想します。何かで勉強してきたということで提案していただき、改善がなければ、その職場は去ってもいいと私は思います。

看護師さんに責任を感じさせるような職場はいけないでしょうね。

by Kim (2015-01-11 22:42) 

みゆぅ

ありがとうございます。また医師の指示で施行した場合患者様にショックをおこし取り返しつかない状況になった場合は看護師免許剥奪という処罰および損害賠償請求もされるのでしょうか?去ることを考えておりますが、、去るまでに何かあった場合がこわいです。
by みゆぅ (2015-01-12 01:43) 

Kim

みゆぅさん、コメントありがとうございます。

医師の指示で行ったのであれば、看護師さんに責任が行くことはないでしょう。困ったことは全部医師に報告するのがいいですよ。怒られようが嫌がられようが。

包括指示として発熱時はスルピリンと言う事が病院で決まっていれば、やはり看護師さん一人の責任になることはないでしょう。

解熱はそもそも必要のないことなんですから、もし熱が出たら、スルピリンを打とうと準備していたんだけど色々忙しくて打てなかったってことにすれば良いのではないでしょうか。

解熱をしなかったら大変なことになったと言う事はないと私は思います。もしその患者さんに問題が起こったとしたら、解熱をしなかったことが原因ではなく、熱を出す原因となった疾患のせいだと断言します。

by Kim (2015-01-18 06:46) 

みゆぅ

ありがとうございます。先生のアドバイス通りにします。少し安心して仕事をすることが出来ます。年明けにインフルエンザになってなかなか調子が戻りません。先生もインフルエンザにならないようにお気をつけてください。
by みゆぅ (2015-01-25 20:29) 

Kim

みゆぅさん、コメントありがとうございます。

お互い頑張りましょう!

by Kim (2015-01-26 00:24) 

お名前(必須)

二時間も高熱だしゃ、免疫動くし、無駄に消耗させんのってどうなん? なんて考えるけどね? まぁ、人の抵抗力なんざ、髄液みて白血球の数値計りながらやるわけイカンしな(笑)
by お名前(必須) (2016-01-04 20:35) 

Kim

お名前(必須)さん、コメントありがとうございます。

すみません、この記事に対して反対なのか、賛成なのか、よく分からないので、コメントしようがありません。申し訳ありません。

by Kim (2016-01-05 13:18) 

新人NS

記事拝見させていただきました。
ひとつ聞いて欲しい事例があるのですがよろしいでしょうか?

看ていた検査前の患者様で原因不明の発熱:39℃台を起こし医師へ報告し血液培養などの検査を施行しました。
患者様より苦痛の訴えもなく発汗などもみられなかったためクーリングは施行しませんでした。
解熱剤については発熱=解熱剤使用というあたまがあまりなく、繁忙であったため使用しませんでした。
しかし、ベテランの先輩看護師より高齢者の発熱は脱水など可能性もあり危険、「どうして解熱剤をしようしないんだ」とめちゃくちゃ怒られました…
その後すぐアセトアミノフェンを投与しました。ちなみに医師からは解熱剤使用禁止の指示はなく、適宜使用できる指示からアセトアミノフェンを選択し投与しました。
先輩の言い分は理解できるのですが実際のところはどうなのか気になります。39℃以上の発熱をしている高齢者なら解熱剤は積極的に使用すべきなのでしょうか?やはり脱水などのリスクが高いのでしょうか?
医師からの意見が聞いてみたいです。
by 新人NS (2016-06-19 13:35) 

Kim

新人NSさん、コメントありがとうございます。

先輩からそんな風に言われてしまったら、困りますよね。大変でしたね。

結論から先に言えば、積極的に解熱剤を使用すべきではありません。色々なことを考えて判断しましょう。解熱剤を絶対に使ってはいけないということでもありません。

解熱と共にショック状態になる場合もあります。もちろん、熱が出たために脱水になることもあると思いますが、それなら点滴を増やすとか水分摂取をうながすとかすればいいでしょう。

あと一番良くないことは、自然に下がろうと、薬で下がろうと、熱が出ていないと医師も看護師も厳重なフォローをしなくなると言う事です。熱が出ている患者さんは、大丈夫かなってよく観察するでしょうが、熱が下がってしまうと、少し油断してしまうかも知れません。

新人NSさんが担当された患者さんであれば、患者さんの苦痛もないのですから、使わなくて良かったのだと思います。

解熱する必要があるかどうかは、色々これからの経験で学んでいって戴ければ良いと思います。色んな意見を素直に吸収していってくださいね。

by Kim (2016-06-19 19:50) 

新人NS

お返事ありがとうございます。

なるほど・・・ありがとうございます!少し気が楽になりました。
自分の判断は大きく間違っていなかったのですね。
このときDrに報告した時に解熱剤の使用について相談していれば解熱剤を使用しない大義名分ができたので少々確認不足な面もあったように思いました。

相談に乗っていただきありがとうございました。
よく学習していくようにします。
by 新人NS (2016-06-26 22:34) 

Kim

新人NSさん、コメントありがとうございます。

患者さんのために、お互い頑張りましょうね!

by Kim (2016-06-26 23:48) 

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