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間違えても大変なことにならないように、、、、 [飛行機について]

 先日発生した事故についてです。こちらの記事にあるように、ANAの子会社のAir NipponのBoeing 737が急降下したようです。

 機長がトイレにたった(たぶん)ので、コックピットのドアを開けました。そして機長が戻ってきて再度ドアを開けた時に、間違えて機体の姿勢を調整するスイッチを触ってしまったと言う事です。

 機体は30秒で1900mも降下したと言う事です。

 これには二つ問題点があるでしょう。

 一つ目は、コックピットのドアを開けるスイッチと、機体の姿勢を調整するスイッチが近くにあって、どっちも回すタイプのものだったと言う事です。今まで同じような事故が起こっていないのかも知れませんが、こんな設計はおかしいんではないでしょうか(って私が言ってもですが)。

 二つ目は、スイッチをちょっと触っただけで機体が1900mも下がるなんて、、、そんな危険なスイッチはもっと大変な操作をしないと動作しないようにしないとダメなんでは??

 安全管理の原則は、どんな素人がやっても絶対に間違えないと言う事です。例えば昔はよく経腸栄養剤と点滴を間違えて死亡という事故があったんですが、現在は経腸栄養剤を入れる入れ物は、点滴には絶対につながらないようになっています。酸素の配管も、他のガスの配管とは別の形になっていて、絶対に間違えられません(酸素の配管に別のガスタンクを接続してしまったという事故はあるんですが)。

 二度と発生しないように対応していただきたいですよね。

 ちなみに、飛行機に毎日乗っていても事故に遭うには400年かかるそうですから、安心して乗りましょう。

 大きな怪我をした人はいないようですが、機長は大丈夫だったのかと心配になりますね。

 降下する時にはスピードが増します。普通音速の84%程度で飛んでいるそうです(テレビに出た元機長が言っていました。だいたい84%って、さすがパイロットは細かいです)。音速を超えると普通の旅客機は空中分解するそうです。危なかったかも、、、、


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ふりーだむ

AKBの次は
飛行機ネタですね・・・
一貫性があって
読みやすいと思います^^

どうやら背面飛行一歩手前だったそうで
そこからよく引き起こせたなあと
元機長さんがインタビューで答えておられました

当の機長さんの安否が
気がかりです^^;
by ふりーだむ (2011-09-29 14:17) 

めっつぇんばーむ

84%といえば、なんでAHAコースの筆記試験の合格ラインは84%なんでしょうね?
by めっつぇんばーむ (2011-09-29 23:56) 

Kim

ふりーだむさん、コメントありがとうございます。

副操縦士のスキルはすごかったと言う事でもありますね。

機長さんはインタビューにでれるぐらいだから良かったです。

by Kim (2011-09-30 06:57) 

Kim

めっつぇんばーむさん、コメントありがとうございます。

84でそちらを思い浮かべるとはさすがです。逆にして48と思う私とは大違いですね(^^)。

試験問題が1問4点(25問ですから)で、80を超える点数と言う事で84点なのではないでしょうか。80以上というのが英語では少し面倒だからではないかと思っています。

80を超えるなら「greater than 80 point」で良いですが、80以上だと「80 and greater than 80 point」になりますからね。

by Kim (2011-09-30 07:00) 

小桜

このニュース、ひょえ~と思いましたが、こうして解説されるとなるほど~です。
確かに全然機能の違うスイッチが、似た形状で近くにあるのは問題ですね。
操作した副操縦士を責めてしまいがちですが、そういったことにも目を向けなければ。
kim先生は医師になってなければ、設計エンジニアにもなれましたね。
by 小桜 (2011-09-30 11:25) 

Kim

小桜さん、コメントありがとうございます。

以前も書いていると思いますが、私は空港の近くで育ったので、毎日飛行機が空を飛んでいる姿を見ていました。目が(他にも悪いところはたくさんあると思いますが)悪くなかったらパイロットになりたかったです。よって?飛行機のことは気になります。
また安全管理については航空業界が最も進んでいて、医療でもまねしている所が多いです。

飛行機の設計をする人はパイロットではないので、時々おかしなことになるんだそうです。使う人のことを考えて設計する、、、、ドラッガーのマネージメントと一緒ですね。

目の前にあるスイッチは上に動かせばオン、下に動かせばオフですよね、普通。じゃあ、天井にあるスイッチは???ボーイングとエアバスで逆になっているらしいです。難しいですね。


by Kim (2011-09-30 19:58) 

ask

航空業界と医療業界は安全管理に関しては似ているところはあると思うこともよくあります。大きな違いとして、機長さんも命がかかっているということはありますが・・・大事故にならなくて何よりでしたね。
by ask (2011-09-30 21:16) 

Kim

askさん、コメント&nice!ありがとうございます。

シミュレーターも航空業界の人たちが作ったという噂もありますね。

確かに医療現場では事故が起こっても、自分が死ぬ確率は低いですが、パイロットは高いですよね。必死になる訳です。我々もそういう気持ちで頑張らなければなりませんね。

by Kim (2011-10-01 00:09) 

ドクター・ヘル

はじめまして。
SEとして、今回の事故の問題点の指摘に対してひとことコメントさせていただきます。
1.スイッチの位置:コンピュータシステムを設計する際、キーの押し間違いを、極力させるため、レスポンスに関しては、離れたキーに設定せよと、研修の一番最初に教えられます。従って、ご指摘の通り、似通った形のスイッチが近くにあるというのは、”いい加減な設定”といって良いと、私も思います。
2.急降下スイッチ:今回の事故では、僅かな時間で、およそ6000フィート下降していますから、異常なことです。スイッチにカバーをかけて、それを外さないと押せないなどの、対策が必要だと、思います。
by ドクター・ヘル (2011-10-12 18:01) 

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