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救急車をあきらめるか?それとも税金をもっと払うか? [医学関連]

 久しぶりの更新です。今回は、救急車について考えてみましょう。

 最初に日経メディカルの記事をご覧ください。会員の方は読んでいただければ、私の以下の文は読まなくて良いです。会員になれなくて記事が読めない方は、私の駄文を。

 救急車を簡単に呼べるシステムを維持していくためには、我々は何をしたら良いのか?良く考えなければなりません。

 なんと日本の2%にあたる34の自治体で救急体制が出来ていないんだそうです。驚きです。

 そしてこちらの記事に、ある市町村で救急車を購入してから15年たったので、本当は買い換えたかったのですがお金がないと書かれています。
 救急車は一台3000万円から4000万円もします。その市町村では、ある試算では1台あればいいのに、2台あって、2台とも同時に出動することが月に7回あったそうです。この体制を維持するのに、一体いくらお金が必要なのか?そうまでして続ける必要があるのか?その為の税金を払うのは一体誰なのか?

 たとえ、救急要請がゼロでも、お金はもちろんかかるわけですが、今のところ、一回の救急要請に10万円以上のお金がかかっているそうです。

 高崎市は平成28年9月30日で人口約37万5千人だそうです。でも、高崎市消防局というのはありません。「高崎市等広域消防局」と言う名前です。つまり周囲の自治体が単独で消防をやれないので、一緒にやっていると言うことです。人口約5.8万人の安中市と言うところが単独で出来ないのです。

 タクシーで行くのはもったいないから、心配だから、自分で病院を探す方法が分からないから、昼は仕事が忙しかったから、等と言う理由だけで救急車を呼ぶ人がいるのですが、それで呼んで良いのか、そう言う人たちのために税金をたくさん払ってもいいとあなたは思うのか?考えていかなければなりません。

 以下日経メディカルの記事からの引用です。

「救急は誰かの不断の努力によって維持しているシステムであると認識する必要があると思います。努力する「誰か」とは誰かというと、地方自治体の主役はもちろん地域住民ですから、住民の努力が必要です。救急システム堅持のためには他の何かを諦めるか、税収を増やすか、なんらかの対策が必要です。もしくは救急システムを諦めるか。一人ひとりがあるべき救急サービスの姿と使いかたを考えていかねばならないわけです。」

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病棟薬剤師A

勉強になります。

普段のん仕事柄救急車が近づいてくるとああ、また来たな、と思う程度でしたが、背景について考えてみたことはあまりありませんでした。


当然ですが、安全保障はやはりコストがかかるのですね。
by 病棟薬剤師A (2016-11-06 22:29) 

Kim

病棟薬剤師Aさん、コメントありがとうございます。

そうですね。薬剤師さんの仕事も同じですよね。質を保つために努力されていること、もっと多くの方に知ってもらいたいですね!

by Kim (2016-11-07 07:18) 

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