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コンサルトを受けた時、、、、、、相手の気持ちを考えましょう [研修医教育]

 私は元外科医です。研修医の時に指導医に言われたことを紹介します。

 内科の先生から相談された場合の返事は一つしかない!外科で診ます!

 と言うものでした。例えば、内科の先生に、「すみません、腹痛の患者さんがいるのですが」と言われた場合、いくつかの対応が考えられます。

A 「うーん、お腹も柔らかいし、採血も大きな異常はないですね。CTも異常がありませんから、内科で管理をお願いします。」
B 「そうですね、、、、、、異常はありませんが、確かに痛がっていますね、、、、、、、どうしましょうか?」

 みたいな感じです。が、私は以下のような答え意外にないと厳しく言われました。

C 「コンサルトありがとうございます。では以後はこちらでやっておきます。」

 内科の先生は手術が出来ません。手術をするのが外科です。手術をするかどうかを決めるのは外科医です。内科の先生は、外科に手術しなくていいと言われたとしても、患者さんが痛がっていれば不安です。外科医は同じ患者さんを診ていても、いざとなれば手術すればいいから、気持ちが違います。内科の先生だって外科にコンサルトすれば良いじゃないかと思うかも知れませんが、一度大丈夫でしょ!!と言われたら、もう一度相談しても、さっき大丈夫だって言ったじゃないか!とか言われるんじゃないかとか、色々微妙な感情が出てきます。そんな感じで二度目のコンサルトが遅れて、手遅れになった患者さんの経験もあります。
 内科の先生がコンサルトしやすいようにするには、いつも交流を持つのももちろんですが、気軽に転科を受け入れることが大切だと思います。
 大事な症例を的確に対応するためには、なんでこれを外科で、、、、、、、と思うような症例でも、外科で受け入れる必要があると思います。本当に手術適応の患者だけ診たいなんて、おごりでしかないと思います。これは外来でも同じです。

 俺は手術で忙しいんだ!と言うのはもちろんあるのでしょうが、忙しいのはみんな一緒です。

 今は救急医をしていますので、お願いすることばかりですが、気軽に引き受けていただけたら嬉しいです。受け入れていただけなければ、自分で管理していますが、、、、、、、

 私が救急患者さんを引き継ぐ時がありますが、「分かりました!!後は任せてください!」と言って、詳細な情報は要求しないようにしています。必要なら患者さんから聞けば良いことです。当直明けの先生方は疲れていて、直ぐ手術や外来しなきゃいけないんですから。

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