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心房細動はafかAfかAFか? [研修医教育]

 結論を先に書きます。心房細動はAFと書きましょう。

 私は心房細動をAfと書いていました。いつどうやって習ったのか記憶にありませんが、AFは心房粗動のことで、Afは心房細動だと記憶していました。そう言う記載もいくつか見ていましたので、そう思っていました。

 ところが、ある看護師さんから、心房細動はAFと書くのが正しいのではないかと質問されました。確かに、その看護師さんが持っていた本には、心房細動はAF、心房粗動はAFLと略されていました。コンパクトな本でしたので、済みません、その本が間違っているのでは?と言ってしまいました。

 しかし、調べてみると、その本が正しかったです。日本循環器学会の用語集で心房細動と検索すると、「Atrial fibrillation(AF)」と書かれています。UpToDateで心房細動を検索すると、やはりAFと略されています。いつからそうなったのか分かりませんが、口でAFとAfが区別できないからだと言う噂です。

 是非心房細動はAF、心房粗動はAFLと記載するようにしましょう。そして、出来れば略語や英語は避けた方が良いので、心房細動、心房粗動と表現したいですね。どうしても略したい場合には、最初に心房細動(以下AF)と書きたいですね、論文のように。

 2000年頃からアメリカで、心房細動をAFと表記しようという動きが出てきたようです。日本には少し遅れて伝わってきているのでしょう。今でも心房細動はAfあるいはafと記載するんだと思っている医師や看護師がいるようです。こちらのサイトの用語のディスカッションもご覧ください。

 ネットで検索してみると、新しく入職した看護師さんが、ベテランナースに、「心房細動はAfと書くのよ!AFは心房粗動!あんたアホじゃないの?」などと言われたと言うエピソードが書かれたページを見つけました。

 新人さんの方が正しい知識を持っている場合もありますので、上から目線で馬鹿にするのではなく、教わる姿勢も持ちたいですね。「心房細動はAfと書くべき」というコアビリーフは正しいのか?と言う事を常に考えるようにしたいです(無理矢理アンガーマネージメントの事も書いてみました(^^))。

 多くの皆さんに、心房細動はAFと書くように変わったのだという事を知ってもらえたら嬉しいです。そして、「AFなんて書くあなたはバカなの?」と怒られる人がいなくなりますように!

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病院救命士です


いつもブログ拝見しております!
私もAfは心房細動、AFは心房粗動と習い使ってました、、、もっともっと勉強します!
by 病院救命士です (2017-06-09 17:29) 

Kim

病院救命士ですさん、コメントありがとうございます。

私も知らなかったので、勉強し直します。

ちなみに、知らなかったのは知らなかっただけなので罪はありません。勉強し直せば良いのです!これからもよろしくお願いいたします!


by Kim (2017-06-10 19:30) 

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