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超音波検査士を目差す方へ [医学関連]

 こちらの記事によくコメントを戴くので再掲載です。

 超音波検査士を目差す方で、書類にサインをもらう超音波専門医の知り合いがいない方は、私でよければサインさせていただきますのでよろしくお願いいたします。

 kekimura99@gmail.comまでメールください。ただし、迷惑メールに分類される場合もあるので、二日経過しても返事がない場合、コメントに書いてくだされば連絡させて頂きます。連絡先のメールアドレスの記入をお願いできたらと思います。私が承認しなければ、このブログのコメント欄にアップされることはないので、メールアドレスが公開される心配もありません。

 さて、たまには超音波の話題を。

 見学に来られる学生さんに質問するとほぼ100%答えられない問題があります。私は学生の時に習ったのですが、何で知らないんだろう?と思います。

 その質問はこれです。

「コップに水を入れてエコーで見たらどう見えるか?」

 もちろん虚像が色々あるので、そちらは難しいですが、コップの中の水がどう見えるかです。ほぼ間違いなく、真っ黒に見えるというのですが、さあどうでしょう???こんな画像になります。

IMG_1142.jpg


 真っ黒じゃないですよね。何故でしょうか???それは多くの人が誤解しているからです。水は黒、脂肪は白などと覚えているからです。実は、その物質の超音波の色はありません。どんな物質でも均一(音速×密度から算出される、音響インピーダンスが一定)であれば真っ黒になります。エコーで白く見えるという事は音響学的に均一でないと言う事です。
 このコップの中の水中には気泡がたくさんあります。空気は音速が遅くて密度が激しく小さいので、水との音響インピーダンスが違いすぎます。よって気泡一つで前後一つずつのエコー反射があり、白く見えます。これは、気泡がどんなに小さくても発生します。CTやMRIでは見られないエコーの特徴です。
 脂肪腫でも均一であれば低エコーになりますし、血液でも凝固したりして均一でなくなれば白くなります。

 このコップの中には水道水を直接入れています。ジャーなどで沸騰させてから、ゆっくりコップに入れれば気泡は入りませんので、エコーで見ると真っ黒になります。

 ちょっとは参考になったでしょうか?

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