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人工呼吸器の良い本がないか? [研修医教育]

 人工呼吸器は、重症患者さんの管理に必須の器械です。慣れればそれほど難しいものではないのですが、やはり最初は難しく感じます。私もそうなんですが、若い先生や看護師さんに分かりやすく教えられるかというと、なかなか難しいです。AKB48程ではないですが、人工呼吸のモードだけでもたくさんあって、どう使い分けるのか?分からないことが多いです。いつも良い本がないのかなあ?と探していました。

 そんな時、有名な田中竜馬先生翻訳の本が届きました。ネットで予約したときは、かなり分厚い本ではないか?と思っていて、値段が安いからすごい太っ腹だなあと思っていました。でも、薄い本なのに内容がすごく濃いです。研修医の先生や看護師さんなど、人工呼吸器の入門として最適です。是非お勧めします!





 第4章には、心構えみたいな「人工呼吸器の十一戒」と言う事が書かれています。これが素晴らしいです。ここだけ読んでも人工呼吸器の使い方が半分以上分かるはずです!!

 最近人工呼吸に関して嫌なことが二つあったのですが、この本に答えが書いてありました。すごく勇気づけられました!

・重症患者を不必要に苦しませるより、気管挿管して人工呼吸をするほうが立派な行為である。
・時に再挿管が必要になることがあっても、失敗の印ではない。それどころか、再挿管をすることがまったくないとしたら、おそらくは抜管まで待ちすぎているのだろう。

 そうなんです。人工呼吸器を患者さんに使うと、何で人工呼吸器を使ったんだ!?と責められることがあります。例えば、末期の疾患の患者さんや慢性閉塞性肺疾患の患者さんです。末期の人では、人工呼吸器をつけたって、心臓が動いているだけの時間を長くするだけだと言われます。慢性閉塞性肺疾患の患者さんでは、人工呼吸を始めてしまうと、抜管できなくなると言われます。

 本当にそうなのか?と言う疑問に関しては、別に書くとして、人工呼吸を行うことは、患者さんを助けることであり、立派な行為なんです!人工呼吸器を使ったことを後悔する必要はありません。

 また人工呼吸器を外したんだけど、また着けることになってしまった、、、、、、と落ち込むことも必要ないのです。人工呼吸器を外そうという努力をしたということであり、患者さんに良かれと思って頑張った結果であると言うことです。

 8月には、同じ著者のもう少し詳しい内容の本が出るそうです。マストバイですね!

 こちらもマストバイです!たぶん、、、、、、、、


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hebipaku

先生のご本がアマゾンから届きました。
明日の拙ブログで紹介させていただきます。

by hebipaku (2018-02-28 10:20) 

Kim

hebipakuさん、購入していただきありがとうございます。

どんな風に紹介していただけるのか、ドキドキです(^_^)v。

また、皆で飲みに行きたいですね!!

by Kim (2018-02-28 16:16) 

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