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将来の夢がない人へ [研修医教育]

 学生さんや研修医の先生に「将来は何科に進むの?」と聞くと、「すみません。まだ決めてないんです。」と言う人がいます。私はこう言っています。「すみませんという必要はないですよ。決まっていない方が普通だし、良いことだと思います。」

 今日はそういう事を書いてみます。

 まず、診療科とは何でしょう?我々が勝手に作ったものです。患者さんは、最初から外科で診てもらいたいとか、腎臓内科で診てもらいたいとかの希望はありません。自分の身体に起こっている問題を解決して欲しいだけです。例えば、頭をぶつけたから、これは脳外科が専門だと知っているので、脳外科を希望するだけです。頭部外傷に詳しい医師であれば、誰でも良いはずです。
 そして、患者さんの問題は、診療科一つでカバーできなくなっています。交通事故一つとっても、頭しか怪我しないと言う人は少なく、首も痛めて腹部も打撲したなんて人はざらです。じゃあ何科が担当するのか??と言う事でもめることがあります。
 進みたい診療科が決められないという人は、医療を真剣に見ている人だと言えるのではないでしょうか。

他にも良いことがあります。


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