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造影CTを撮りたくないあなたへ [医学関連]

 最初にですが、私は原則必要だと思ったら単純、造影CTをオーダーしています。私は救急医ですから、緊急性のある疾患を見逃した場合、患者さんに大きな危険が及ぶからです。普通の外来をしていたことがありますが、当然その時には別の対応をしていました。

 診療放射線技師さん、救急はあまり関わらない医師などと、造影についてもめることがあります。技師さんは、なんで造影するんですか?と言いますし、医師には、こんな腎臓が悪い人に造影なんて!!と言われます。

 今日はこの事について考えてみましょう。

 例えば、こちらのRocky noteを読んでください。非常にきちんと調べてまとめている資料で、かなり信頼度が高いです。
 こちらには、過剰に恐れるのではなく、正しく恐れることが大切とあります。

 最近出版された、日本版敗血症診療ガイドライン2016P.S35にも造影CTについて書かれています。

 「造影剤を用いたCTは情報量が多く、感染巣診断および治療方針決定のために重要な手段であることから、CIN発症を危惧して造影CTを躊躇する必要はないと考えられる。」
(CINは造影剤腎症のことです)

「必要だと思ったら」造影CTを!


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