So-net無料ブログ作成

フラットラインプロトコールは必要か? [CPRの基礎]

 心停止の患者さんを診た場合、次の4つのどれかの波形、あるいは状態に当てはまるはずです。
・心室細動 Ventricular Fibrillation VfあるいはVF
・無脈性心室頻拍 pulseless Ventricular Tachycardia VT
・心静止 Asystole
・無脈性電気活動 Pulseless Electrical Activity PEA

 心静止以外はモニターを見て直ぐに判断されますが、心静止は「心静止のようだ」と言うような言葉になり、心静止と決めるのには、あることをしなければなりません。それを以前はフラットラインプロトコールと言っていました。これについては、かなり前に理屈を記事にしていますのでご覧ください。

 新しいガイドラインでも、これは行うべきなのでしょうか?今日はこれについて考えてみたいと思います。

 まず救急蘇生法の指針2015医療従事者用P.49には以下のようにあります。

「VF/無脈性VTを見逃していないかを確認するために、次のリズムチェックまでの間に以下を行う。
・電極が正しく貼り付けられていることを確認する
・誘導のコードのハズレをチェックする
・誘導を変える
・感度を上げる(感度設定が低すぎないか?)」

 つまり、日本のガイドラインでは、心電図波形がほぼまっすぐな波形を見たら、直ぐ胸骨圧迫を再開し、ストップウォッチで2分測定を開始して、本当に心静止かどうかをチェックするのは二分後と言う事になります。





AHAやERCは何と言っているのでしょう?


nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:学問