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敗血症診療ガイドラインが出ました [医学関連]

 日本版敗血症診療ガイドライン(ネットでも見られます)が出ました。

 敗血症とは、病原体(主に細菌)によって全身が冒され、死に至ることもある大変な病気です。救急車で来院される患者さんも多いですが、入院中に敗血症になる人もいます。多くの医師が知っておかなければならない病気です。

 が、じゃあ敗血症って何だ?と言われると人によって色々でした。ある人はこれが敗血症だと言いますが、別の人はこれは敗血症じゃないと言っていたのです。よって敗血症にどんな治療をしたら有効か?と言う研究をしても、敗血症の定義が色々だったので、有効だとか違うだとかの結論がなかなか出せませんでした。

 で、偉い先生が集まって1992年に敗血症の定義を発表しました。敗血症は感染によるSIRSだというのです。この定義は最新版では変わっているので覚えなくても良いです。SIRSとはたった四つの項目だけで、それも簡単な項目で定義できます。そして、感染によるとは別に感染が原因じゃないかと医師が思えば良いというとても簡単な定義でした。しかし、それでも例えば敗血症にステロイド剤が有効かどうか?と言う事に関しては結論が出ていません。

 その為でしょうか?最新の定義は「感染症によって重篤な臓器障害が引き起こされる状態」と言う事になりました。

詳しく見たい方はこちらを。


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