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二回目のアミオダロンはいつ投与するのか? [CPRの基礎]

 日本人はまじめなので、決まりはありませんと言うのは嫌いなようです。先日もアミオダロンの二回目はいつ投与するのでしょうか?と言う質問を受けました。

 日本のガイドラインを調べてみたのですが、どこにも書かれていません。困ったものです。なぜなら、「日本のガイドラインには二回目のアミオダロンをいつ投与するのかについて記載がありません」とお応えして、「そうなんですね!!」と笑顔になる人はいないからです(^^)。

 よって調べてみました。

 結論を先に書きます。アミオダロンの2回目は1回目の投与から4分後以降に投与しましょう。

 理由は多数決&私の意見です。
・日本のガイドライン 記載がありません。
・アメリカのガイドライン 初回のアミオダロンから3〜5分後に2回目を投与とあります。
・ヨーロッパのガイドライン 初回のアミオダロン投与は3回目(5回目と最初間違えて書いてしまいました)の電気ショック後、2回目は5回目(7回目と間違えて書いてしまいました)の電気ショック後とあります。電気ショックは二分ごとに行うことになりますので、だいたい4分後ぐらいでしょうか。
・上記の多数決によりだいたい4分後以降と私が考えました(^^)。

 以下は解説です。

 まず、アメリカ心臓協会は、初回のアミオダロン投与から3から5分後に一回だけ150mgを投与すると記載しています。英語版ではありますが、2015年度版のACLSプロバイダーマニュアルのP.106に以下のようにあります。

 During cardiac arrest, consider amiodarone 300mg IV/IO push for the first dose. If VF/pulseless VT persists, consider giving a second dose of 150mg IV/IO in 3 to 5minutes.
 心停止中には、アミオダロン300mgの初回投与(静脈注射あるいは骨髄内投与)を考慮する。それにもかかわらず心室細動や無脈性心室頻拍が継続する場合には、2回目のアミオダロン投与(150mg)を3から5分後に行う事を考慮する。

 こちらの記事も参照ください

ヨーロッパのガイドラインはちょっと違います。


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