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熱中症になったら手や足を冷やしてみませんか? [CPRの基礎]

 そろそろ熱中症の季節ですね。熱いところで作業をする場合には、水分補給をしっかりし、頑張りすぎないでこまめに休みましょう。熱中症で亡くなる人もいますから。

 さて、今回は熱中症になった時に体温を下げる簡単な方法として、手や足の裏、頬などを冷やしてみませんか?と言うお話です。英語が得意な方は、こちらの文献をお読みください。私の文章など読む必要はありません!

 英語が苦手な方は、私の解説を。紹介した論文は、ハーバード大学の優秀な学生さんから体力のある人を集め、軍隊用の上着(たぶん寒いところで着る物)を着て、40度の部屋の中で運動をしてもらい、人為的に熱中症(体温が39.2度になるまで)にした上で体温を下げる方法を比較しています。こんなことして良いんだろうか?とも思いますが、世界最高の大学の学生さんですから、頭も身体も最高なのでしょう。

 さて、以下のグラフをご覧ください。

低体温.jpeg

 何もしないともちろん体温は下がりませんが、ここを冷やすべきと今まで言われていた首や脇の下、足の付け根(大きな血管が通っているから身体が冷えやすいと言われています)を冷やすより、手のひらや足の裏、頬を冷やした方が効果があります。

 論文に書かれていますが、これらの場所は毛細血管が豊富なので意外に熱を奪うのだそうです。確かに手のひらや足の裏に汗を掻きますから、有用なのかも知れませんね。

 ただし、当てる冷たいものは13度ぐらいがいいようです。冷たすぎると血管が収縮してしまい、上手く血液が冷たくなりません。

 ちなみにですが、その他に出来る事は、霧吹きで常温の水を患者さんの皮膚に振りかけ、扇風機やうちわで乾かすことです。一番良い方法はこれだと言われています。病院でもこれを行っています。何て原始的な!

 重症な患者さんでは、もちろん器械を使ったりして熱を下げます。そうならないように予防が最も大切です。頑張りすぎないで、しっかり休憩を取りましょう!!

 救急車が必要になったら、いつでも救急車を呼んでくださいね!!

 こちらの動画は、救急車の呼び方が学べる動画です、、、、、、、、、たぶん。


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