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蛇にかまれた時はすぐ病院に行きましょう [医学関連]

 救急の本を読むと、必ずヘビ咬傷と言う項目があります。毒を持っている蛇がいて下手をすると死んでしまうからです。

 こちらによれば、日本(奄美、沖縄は除く)には8種類の蛇がいるそうで、毒蛇はマムシとヤマカガシだけです。奄美、沖縄にはハブがいて、こちらも大変なのですが、今回は省略します。ちなみにハブがいない島もあって、諸説あるようです。高い山がない島にはいないらしく、昔海水の水位が上がって島が水没した所にはいないとかいう説もあります。

 蛇に噛まれた場合、色々な対処が必要です。普通の咬傷とは違いますので、すぐ病院へ行きましょう。腕を縛ったり、かみ傷を吸ったり、細かく切り刻んだりと言う処置は無効と言われていますので、水で洗うぐらいにして病院を受診しましょう(入院になるかもしれません)。

 一般的なヘビ咬傷に対する処置は以下の通りです。
・感染対策 嫌気性菌もいますので、それもカバーする抗生物質の投与が必要です。
・破傷風予防 ヘビ咬傷に限らず、全ての創傷に対して必要ですが。
・抗毒素投与 ヤマカガシの血清は普通ありません。
・全身管理 腎臓が悪くなったり、出血傾向がきたりします。

 ヤマカガシの血清は普通ありません。よって、マムしかヤマカガシかを区別する事はとても重要です。

 が、蛇に詳しくない限り区別するのは不可能です。傷の数とか出血しているとか、色々な情報を集め、日本蛇族学研究所へ連絡するのが良いでしょう。緊急の場合には携帯番号を教えてくれるようです(研究所の留守番電話からも、日本中毒情報センターからも教えてくれるそうです)。
 以前教えてもらった先生は、丁寧に対応してくれて助かったと言っていましたので、迷ったら連絡するようにしてはいかがでしょうか。

 それから、ヤマカガシ咬傷はめったにないそうです。腫脹が強い場合にはマムシしかあり得ないと以前研究所の先生が言っていたそうです。

 また、こちらによれば、「ヤマカガシ咬症ではフィブリノーゲンの減少が主体であり、マムシ咬症では血小板の減少が主体であるため、経時的に血液検査を行うことによって毒の注入の有無やヘビの判別、重症化の診断が可能である。」と言う事ですので、血液検査でも区別できるかも知れませんね。

 こちらに佐賀大学のフローチャートがあります。参考にされて下さい。局所の処置については私と意見が違いますが、今外に出ているので調べられません。後日記事をアップしたいと思います。

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コメント 6

たいせい

おはようございます。

これからの季節、山や河原へ出ることも多いので注意が必要ですね!
by たいせい (2010-07-23 10:18) 

ask

自分では診たことないですねー。

昔、田舎に住んでいたころに家の中に蛇がいて、びっくりしました。が、アオダイショウでしたので、一安心でしたけど。
by ask (2010-07-23 15:47) 

Kim

たいせいさん、コメント&nice!ありがとうございます。

草むらに手足をむやみに突っ込まないのも必要かも知れませんね。

by Kim (2010-07-23 16:32) 

Kim

askさん、コメント&nice!ありがとうございます。

私の住んでいる所はマムシ咬傷が多いです。

地域によって多い少ないのがある病気も興味深いですね。

by Kim (2010-07-23 16:33) 

べひん

私も以前(3年目のとき)経験したのですが、下肢の第1指のマムシ咬傷で、見る見るうちに腰まで腫脹、腎不全一歩手前ってのを経験しました。刺し傷が明らかに2個あった記憶があります。
恐るべし、マムシです!!
by べひん (2010-07-24 09:19) 

Kim

べひんさん、コメントありがとうございます。

まむしの毒はハブの数倍強力だそうです。たくさん注入されないからでしょうね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/ニホンマムシ
by Kim (2010-07-24 17:09) 

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