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心電図が苦手なあなたに良い本の紹介 [興味ある本]

 心電図を読めるようになりたいと言う人は多いのに、心電図に自信があるという人は少ないです。しかし、心電図が読めなくても患者さんのマネージメントが出来れば問題がありません。あくまで心電図は検査の一つなのですから。そんな事を学べる本が出版されました。

 Facebookでお友達にさせていただいている布施先生の書かれた本です。一度だけ講習会でご一緒させて戴いたことがある先生ですが、教育熱心な方で、ブログもされています。どのブログかはご本人の許可を得ていないので書きませんが、心肺蘇生の講習会のインストラクターなどもされていて、専門でない者が、心電図をどう生かしたら良いのか?をずっと考え続けていたのだと思います。


救急心電図 ただいま診断中!

救急心電図 ただいま診断中!

  • 作者: 布施 淳
  • 出版社/メーカー: 中外医学社
  • 発売日: 2018/09/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



 心電図もたくさん載っていて、レイアウトに余裕があり、老眼の私でもハズキルーペなしで読めました。30分でこの本を読むように書かれていますので、忙しい診療の合間に何度も読み返して患者さんのために頑張ろう!と思える本です。

 頻拍か頻脈か、徐拍か徐脈か?と言う話は何度読んでもややこしく、理解が困難だったのですが、この本を読んでスッキリ理解出来ました!


救急蘇生法の指針 医療従事者用 2015

救急蘇生法の指針 医療従事者用 2015

  • 作者: 日本救急医療財団
  • 出版社/メーカー: へるす出版
  • 発売日: 2017/01/01
  • メディア: 大型本




 専門医に相談すること(この本ではリーチアウトと表現しています)は恥ずかしいことではなく、立派なスキルであるという言葉に感銘を受けました。

 ACLSやICLSの受講前に読んでも勉強になると思います。全ての医療者必須の本であると思います。価格も3600円と医学書としては安い本です。新しいiPhoneと一緒に買えば奥さんにもばれません、、、、、、、、、たぶん。是非ポチッとな!!





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心電図を勉強したい方へ [興味ある本]

 心電図は、「得意になりたいと言う人が多いのに、苦手な人が多い」と言う特殊な物の一つではないかと思います。通常勉強する人が多ければ、得意だと言う人が増えると思うのですが、、、、、、多くの医療従事者が、心電図を勉強し出して、挫折した経験をお持ちではないでしょうか。私もその一人です。

 今回紹介させていただく本は、若手救急医が書かれた本で、数年前に出た物ですが、分かりやすい上に色々な知識が満載で勉強になります。

 前文に書かれていますが、多くの心電図の本は診療に沿った形で書かれていないと言うことです。確かに、心電図は検査の一つでしかないのに、心電図を勉強すると言うと、心電図の成り立ちとかそう言ったことに目が向けられます。そして、心筋梗塞から電解質異常、くも膜下出血まで心電図で分かる、、、、、、みたいな方向になることもあります。

 例えば、白血球数について、このような事を書いている本はないのではないでしょうか?白血球が上がっていたらこう考える、下がっていたらこう考える、正常でも異常がないとは言えない、、、、、、、白血球はこうやって測定しているんだよ!と細かく書いてある本(も、もちろんあるでしょうが)は、一般の医療スタッフには不要です。

 この本は症例ベースで、心電図から何が分かるか?何が分からないのか?診断を進めて行く中で心電図がどのように役立つのか?あるいは役立たないのか?が述べられています。楽しく勉強できること間違いなしです。そして、興味を持ったところを、一般的な心電図の本を辞書的に調べて読めばいいのではないかと思いました。3800円と医学書としては安いのもお勧めポイントです!

 そして、知らない間に救急が好きになってしまう、ある意味恐ろしい本です、、、、、、たぶん。


主訴から攻める心電図〜異常波形を予測し、緊急症例の診断に迫る!

主訴から攻める心電図〜異常波形を予測し、緊急症例の診断に迫る!

  • 作者: EM Alliance教育班
  • 出版社/メーカー: 羊土社
  • 発売日: 2015/10/20
  • メディア: 単行本



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的確に循環器専門医にコンサルトするためには [興味ある本]

 心電図は色々な意味で苦手な人が多いと思います。

 特に、「怖い循環器内科の先生にコンサルトするのがためらわれるから、心電図を見たくない」と言ったら怒られるでしょうか?心電図に異常と思われる所見を見つけ、どう異常なのかも分からないし、どんな病気を考えるべきかも分からず、しどろもどろに循環器内科の先生に電話すると、「何故もっと早く言わないのか?!」と言われたかと思えば、「何でこんな異常がない心電図をこんな夜中にコンサルトしてくるのか?!」と言われることがあります。

 多くの循環器内科の先生は、24時間年中無休で笑顔で対応してくださるのだと思いますが、一人でもコンサルトしにくい人がいれば、それが全体の印象になってしまいます。そして、本当は直ぐに心カテをすべきなのに、それが出来なくて不幸な患者さんが出てしまう、、、、、、、、と言う事が一番不幸です。

 と言う事で、そのような苦手意識をなくすための本です。


心電図ハンター 心電図×非循環器医 1胸痛/虚血編

心電図ハンター 心電図×非循環器医 1胸痛/虚血編

  • 作者: 増井 伸高
  • 出版社/メーカー: 中外医学社
  • 発売日: 2016/09/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



 著者の増田先生は札幌の病院でたくさん救急車を診ておられる先生で、循環器内科医ではありません。まさに日々苦手な心電図と闘いながら、時には上記のようなまれな性格の悪い循環器内科医とも闘いながら書かれた本だと思います。

 内容は症例ベースで読みやすく、循環器内科にどうコンサルトすべきかが主眼に書かれています。心筋の電位がどうとか、心電図を読む順番はこうでなければならないとか、そのような記載は一切ありません。とにかく異常を見逃さず、そして出来るだけ異常でない所見は異常でないと自信を持って言えるように、、、、、、と言う観点から書かれています。

 コンサルトする時に気をつけるべき点や、色々な人(アニメキャラクターなども含む)の名言も載せられていて楽しく勉強できます。心電図の基礎の基礎を勉強した後(著者は国家試験に受かった時点でクリアしていると書いています)、実際に救急外来などで患者さんを診て、この心電図は循環器内科の先生に相談した方が良いのだろうか?と悩んでいたり、循環器内科の先生に怒られたりしている若い先生は是非読むべきだと思います。

 個人的には循環器内科の先生も読むべきだと思いました。救急医だって少しは専門的なことを勉強しようと努力しているのだという事が分かっていただけたら、救急外来でのコンサルト風景もより穏やかになると思います。

 相手の立場を理解するという事はとても大切です。その意味で多くの人に読んでいただけたら、医療現場はもっと良くなるのではないかと感じました。続編の失神編もあるので、購入して読んでみます!
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輸液、電解質が苦手な方へおすすめの本 [興味ある本]

 輸液、電解質と聞くと多くの人が苦手だと仰るのではないでしょうか?私も苦手ですが、特に一生懸命勉強している分野の一つです。学生時代に先輩で輸液が得意な先生がいたと言うことで、自分もそうなりたい!と思ったからです。

 私が大学3年生の時、昭和63年に昭和天皇がご入院されていたころに、侍医の方で輸液が得意な先生がいて、その先生の力もあり比較的良い状態でおられたと伺いました。その先生は私の母校で研修されたと伺いました。よし、俺もそうなるぞ!と心に誓いました、、、、、、、、、たぶん。

 よって、輸液や電解質については本を色々読んでいます。学生さんや研修医の先生にも色々とお伝えしています。今回は新しく出版されたこの本を紹介します。





 腎臓の尿細管などを6つの工場に例えるなど、とても分かりやすく書かれています。とにかく読んだ人に理解してもらおう、患者さんに役立ててもらおうと言う熱意が感じられる内容です。私も今まで研修医の先生や学生さんに色々お伝えしてきたつもりですが、こういう風に教えるのか!と勉強になりました。

 半端なくお勧めですので、ポチッとおねがいします!

脱水という言葉の定義を知っていますか?


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話すことあり、聞くことあり [興味ある本]

 今回はすべての方(医療従事者でない方にも)お勧めの本です。エッセイです。値段も1500円と医学書としては破格に安いです。一般書としてはちと高いですが、それ以上の価値があります。是非お読みください。


話すことあり、聞くことあり—研修医当直御法度外伝

話すことあり、聞くことあり—研修医当直御法度外伝

  • 作者: 寺沢 秀一
  • 出版社/メーカー: シービーアール
  • 発売日: 2018/06/15
  • メディア: 単行本


 著者の寺澤秀一先生は、福井大学の名誉教授であり、日本のER型救急のパイオニアの一人の先生で、仏の寺澤とも呼ばれている人格者の先生です。講演もとても面白く、師匠と仰ぐ医師はたくさんいます。私も一度しかお会いしたことはありませんが、勝手に師匠と思っています。

 以前、私が鹿児島の病院に勤めている時に、全く何のコネもない状態なのに、メールで研修医の先生への講演を寺澤先生にお願いしたら、快く引き受けてくださいました。金曜日に鹿児島空港から2時間弱かかる田舎まで来ていただき、地域の医療従事者への講演をしていただき、土曜日の朝研修医の先生たちとカンファレンスをしていただき、そのまま鹿児島空港へ行かれて、翌日の学会に備えてスライド作りをしたい(飛行機は午後の便)とのことでしたが、朝のカンファレンスが盛り上がって、昼食までずっと研修医の先生に熱いメッセージを送ってくださった先生です。感謝のメールを後日送ったら、熱い研修医の先生たちから学ぶことが多かったとお返事いただきました。素晴らしすぎます。

 この先生は「研修医当直御法度」いわゆる赤本と呼ばれている、ベストセラーの本の著者でもあります。これを読んだことがない研修医の先生はいないと言うぐらいですし、これを持っていない救急医は救急医ではないと個人的には思うぐらいの良書です。この本の出版の裏話も書かれています。





 また、指導者とはどうあるべきか、医師とはどうあるべきか、弱い立場の新人医師、新人看護師、患者さんのことを思いやる気持ちにあふれた文章は、日々の忙しさでそういうことを忘れている多くの自称ベテランスタッフ(私のことです)に警告を慣らしています。

 「守られていない新人が患者さんを守れるはずがない」(P.66)と言うお言葉に、特に感銘を受けました。

 皆さん是非お読みください。ほんと素晴らしすぎますよ!

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午前中の高齢者の意識障害は睡眠薬のせいかもしれません。 [興味ある本]

 これは以下の本に書いてあったと記憶していますが、今どこに書いてあるか探したのですが見つけられませんでした。是非皆さん購入して探してみてください。





 高齢者は薬の代謝が悪くなっていることが多いですし、間違えて薬を飲んでしまったり、眠れなかったからと明け方や場合によっては朝睡眠薬を飲む人がいます。転倒して怪我をしたり、色々と問題ですね。私は出来るだけ睡眠薬を出さないようにしていますが、救急外来しかしないから睡眠薬を出さなくて済んでいるのでしょうね。

 昔入院中の患者さんが睡眠薬を大量に飲んで自殺未遂を図って、数日間意識障害が改善せず、原因が分からなくて困ったことがあります。患者さんの意識が回復して、薬を飲んだことが分かったと言う経験です。

 意識障害は色々な病気で起こりますので、鑑別するのが大変ですが、薬は忘れないようにしたいですね。


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このブログの内容が本になりました。 [興味ある本]

 このブログが本になります!

 内容は過去の記事から厳選?されたもので、多少書き直してあります。動画や私の好きなことに関しては涙を飲んで削除させていただきました(>_<)。

 研修医の先生や看護師さん、救急救命士さんなどに読んでいただけるよう、難しい記載は避けました(と言うか私が難しいことは分からないのですが)。

 今月末に発売になりますので、良かったら読んでみてください。電子版もついていますし、電子書籍を売っているサイト?でも発売になるようです。


こんなときどうすればいいですか?! 研修医が知りたい臨床現場の疑問に答える本

こんなときどうすればいいですか?! 研修医が知りたい臨床現場の疑問に答える本

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本医事新報社
  • 発売日: 2018/02/23
  • メディア: 単行本



 色々ご批判をいただければ嬉しいです。

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笑う数学 [興味ある本]

 最近以下の本を買いました。



 日本お笑い数学協会というのがあります。数学を面白く勉強しようと言う活動をされているようです。

 色々面白い話、計算が早くできるお話など興味深いお話が満載です。大人も子供も楽しめる本だと思います。是非ご購入を!


医者に役立つの?


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女性の救急外来について勉強しましょう [興味ある本]

 今日は本の紹介です。女性のER型救急のための本ですが、コンサルトの仕方、研修の心構え、その他色々女性の患者さんを診る時、産婦人科研修中以外にも役立つこと満載です。

 24歳の女性が下腹部痛を訴えていますと言われて、苦手意識を持つ医師は多いです。場合によっては、それは診られないと言って受け入れを断ってしまう場合もあります。しかし、そんなんでいいのか?と辛い毎日を送っている先生を救ってくれる本です。

 女性の1割弱は妊娠に気付いていないとか、月経にまつわる苦痛がある人には産婦人科医でなくても治療に関わりましょうとか、救急外来に来た時こそ、直接関係ない健康問題について解決するきっかけを持ちましょうとか、非常に勉強になります。災害時の事も書いてあり、幅広くてビックリです。絶対に産婦人科には行かないし、女性は診ない!と心に決めている初期研修医(そんな人はいるのか?)は必読の本だと思います。

 研修医の先生はもちろん、指導医の先生、それから看護師さんや救急救命士さんにも役立つ内容です。超お勧めです!!

 また、4400円と少し高いです(医学書はこんな感じなのですが)が、患者さんや今は何も問題ない女性の方は、読んでいただけば、産婦人科に行きやすくなるかも知れません。こういった事を気をつけるべきだというメッセージ(この本では産婦人科や女性の医療に詳しくない医師へのメッセージですが)は患者さんにもちゃんと受け取りやすく書かれています。


女性の救急外来 ただいま診断中!

女性の救急外来 ただいま診断中!

  • 作者: 柴田 綾子
  • 出版社/メーカー: 中外医学社
  • 発売日: 2017/05/17
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




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バイタルサインをしっかり学びましょう [興味ある本]

 連休中は更新をさぼってしまいました。すみません。

 今日は本の紹介です。バイタルサインは重要だと言われますが、なかなか利用できていない人が多いのではないでしょうか?私もなかなか上手く利用できていません。結局検査に頼ってしまいます。

 この本はバイタルサインの変化が何故起こっているのか?を詳しく説明しながら、色々な病気の診断がここまで出来るんだという事が紹介されています。

 前書きに紹介されている以下の言葉かみしめて読みたいと思います。

 単純なことを完璧にこなした人だけが、難しいことを簡単にこなす技術を身につけることができる。

 医師はもちろん、看護師さんや救急救命士さんにもお勧めです。救急救命士さんは病歴と身体所見だけで病態を把握して、どこの病院へお願いするか判断しなければいけませんから、とても役立つと思います。あっ、ちなみに宣伝料はもらってませんよ(^^)。


バイタルサインからの臨床診断 改訂版〜豊富な症例演習で、病態を見抜く力がつく!

バイタルサインからの臨床診断 改訂版〜豊富な症例演習で、病態を見抜く力がつく!

  • 作者: 入江聰五郎
  • 出版社/メーカー: 羊土社
  • 発売日: 2017/03/13
  • メディア: 単行本



ただ、宗教チックな感じも受けます。


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